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腫瘍
こんなお悩みありませんか?
・口の中に白い部分がある
・口内炎がなかなか治らない
・食べ物が飲み込みづらい
など
上記のような症状が続くようでしたら、口腔内に腫瘍ができている可能性があります。当院では、口腔外科治療の専門的スキルを活用して腫瘍の「良性」や「悪性」に関する診断、患者様の病状に対応した治療のご提案を行います。
まずはご相談からで構いませんので、「どうとう歯科 口腔外科」までお問い合わせください。
口腔腫瘍とは
口腔腫瘍は、主に「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」に分けられます。「良性」の腫瘍であれば基本的に再発はなく、一度の摘出や切除で治療が完了します。「悪性」の場合には口腔がんをはじめとした、場合によっては生命に関わる疾患となります。
口腔内にできものができたり、その可能性があるときには「良性」「悪性」に関わらず早めに当院に受診いただき検査を受けるようにしましょう。
主な良性腫瘍
腫瘍
・線維腫
・乳頭腫
・エナメル上皮腫
非歯原性良性腫瘍
・脂肪腫
・リンパ管腫
・血管腫
主な悪性腫瘍
口腔の悪性腫瘍(口腔がん)
いわゆる、「口腔がん」です。年々、口腔がんの患者様は増加傾向にあります。口腔がんは「歯肉がん」「舌がん」「口底がん」など様々あります。この中でも「舌がん」は口腔がんの約4割を占めていると言われており、良性腫瘍に比べると次のような特徴があります。
●できものの粘膜表面がザラザラでただれている
●できものの周りの粘膜が硬くしこりになっている
●比較的痛みは少ないが、触るとすぐ出血する
など
初期症状は自覚がないことも多くあるため、少しでも不安や違和感を感じたときにはすぐに当院を受診し検査を受けることをオススメします。早期発見で約9割の患者様は完治します。当院では臨時に口腔がん検診を特化しておこなっています。何も症状がなくても定期的に受診し検査を受けてください。
他にもいろいろな腫瘍があります。周囲の人やご家族に口腔がんを患っておられたことがある方、少しでも気になる方は早めに検査を受けていただくことをオススメします。
当院では、口腔外科を専門として数多くのケースを治療してきた医師が最適な検査方法や治療に関するご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
嚢胞
嚢胞(のうほう)とは
嚢胞とは、顎の骨の中などにできる袋状の病態のことをいいます。顎の骨の中にできるもの、舌や下唇、頬などの組織にできるものに分かれます。ゆっくりと大きくなることや無痛であることがほとんどであり、感染を伴うことで痛みが生じます。目視で確認することができないため、レントゲン写真等によって発見されることが多いです。
嚢胞(のうほう)の種類
歯根嚢胞
虫歯などで歯の神経が死んだ状態になった「失活歯」の根尖性歯周炎が原因です。嚢胞の中で最も頻度が多く、初期治療としては原因歯の神経の治療を行いますが、歯の根尖とともに嚢胞を摘出する歯根端切除術によって治療を行うこともあります。
含歯性嚢胞
骨の中に埋まっている歯を取り囲むように見られるもので、顎に埋まった親知らずに多くみられます。嚢胞だけを摘出し、歯の保存が可能な場合も多くありますので、患者様のメリットを考慮し相談させていただきます。
粘液嚢胞
口唇や口の中に粘液(唾液)が貯留してできたもので、比較的子どもに多くみられます。半透明で粘膜が薄いためによく潰れます。また、潰れてもすぐに同じところが膨らんできてしまうのが特徴です。
摘出や凍結外科療法が一般的です。
ガマ腫
舌の下側(口底部)にみられ、粘液嚢胞と同様に唾液が貯留してできます。舌下腺、顎下腺の唾液を出す菅が詰まることが原因です。
摘出術や開窓術が基本的な治療ですが、再発することもあります。
嚢胞(のうほう)と診断されたら
嚢胞と診断されると、「抜歯」と言われることが多いと思います。確かに、それが最適なケースもありますが、一概に全て抜歯ではなく、他の治療を考えることもできます。
嚢胞は、病変が大きいから治らない、小さいから治るというわけではないです。
常に患者様の状態を把握し、客観的なデータと患者様の希望を考慮し最適な治療をご提案します。
京都市西京区の「どうとう歯科 口腔外科」では、口腔外科専門の医師がしっかりと症状を見極め、判断して対応します。お気軽にご相談ください。